2008年 01月 05日
長く住む |
家を建てるためには、たくさんの木材をはじめとしたし資材や運搬、動力を使います。家自体の重量(数十トン)の何倍ものCO2を出して一軒の家が完成するのです。
それをわずか20年程で取り壊していたのでは環境に負担がかかるのは当然です。せめて50年、出来れば100年は住み続けたいものです。そのためには新築時から高耐久の資材や設計をすることは当然ですが、ライフスタイルの変化や自分以外の人が住むことも考慮して、間取りや給排水暖房配管等を簡単に取り替えられるに配慮しておくことも重要だと考えます。
1本の木が建築資材となれるまでには50~100年の歳月がかかります、木は切り倒したときはその寿命の半分です、切ってからは人間がその木に命を吹き込み長く生かし続ける責任を負うのです。
by daiku-fujii
| 2008-01-05 19:58
| これからの暮らし方